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「ニューズウィーク」や「タイム」といったアメリカで出版された雑誌の記事を、コピーに取ろうとして気づかれた方が多いと思いますが、これらの雑誌のサイズは、日本で言うところの「A4」に近いのですが、正確に言うと「A4」よりも少し横に長く縦に短い。「A4」サイズは、メートル法を採用する国、ということは、アメリカ以外のほとんどの国では、コピー用紙や一般用紙の標準サイズとなっているが、アメリカだけは今でも固有のサイズを守っています。。このアメリカ特有の サイズは、ヤード・ポンド法に基づくものです。世界の趨勢がメートル法に移行しつつある中で、アメリカだけはまだかたくなにヤード・ポンド法を固執しています。ハイウエイを走っても、 道路標識に出てくる数字はマイルだし、野球の世界でも投手の球速はマイルで表示され、「100マイル投手」は時速160キロのスピードボールを投げるピッチャーをいう。コロラド・ロッキーズの本拠地のデンバーは、標高1,600メートルのところにあるため「Mile-high city」と呼ばれる。また、気温は摂氏ではなく華氏で表現される。人の身長や体重も6フィート,150ポンドと言ったりする。 紙パ業界では、新聞巻取の重量がようやくメトリック・トンで表示されるようになったが、まだまだヤード・ポンド法が幅をきかせている。ヨーロッパではEUが、「EU域内に輸出しようとするも のは、必ずメートル法で表示すること」を義務づけたため、アメリカにとって輸出の多いライナーやパルプについてはメートル法を採用していますが、それも輸出する場合に限ってのことで、 国内向けには依然としてヤード、フィート、インチ、ポンドが使われています。

 

 

ジー・アート株式会社は、フォトレタッチから始まり、今ではフォトクリエイトもいたしております。

フォトレタッチは、色調の調整ですが、フォトクリエイトは実際にない画像を写真データの中に創造致します。

 

例えば、サッカーボールから炎が出ているポスターなどがその一例です。

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アメリカのDTP 

 

 

ココでは少し日米の写真製版の違いを少しご紹介いたします

 

 

日本では大抵、コーナートンボは二重になっていますが、アメリカをはじめとする諸外国では、しばしば一重のものが使われています。
内トンボだけで、外トンボがない状態です。

二重のトンボは、InDesignでは「J marks」、Illustratorでは「Printer Mark Type: Japan」、FrameMakerでは「Tombo」と呼ばれており、まさにこれは「日本式」といえるものです。

Tombo。。。

一重のトンボは、InDesignでは単に「Default」、Illustratorでは「Printer Mark Type: Roman」、FrameMakerでは「Western」と呼ばれています。

Western。。。

Illustratorの「トリムマーク」でトンボを付ける場合、環境設定で「日本式トンボを使用」のチェックを外しておけば、一重のトンボを作成することができます。

「トンボ」の訳語として「resister mark」と説明されていることがありますが、これは間違いとまでは言わないまでも、正確ではありません。

また、InDesignでは「Registration Marks」の訳語が「センタートンボ」になっていますが、必ずしも「センタートンボ」とイコールなわけではありません
Illustratorの「レジストレーションマーク」のほうが適切な訳語になります。

「register mark(registration mark)」とは、「十字線」や「丸に十字線」のことです。
cross mark」や「position mark」などとも呼ばれます。

センタートンボ」は「center mark」です。

一重のコーナートンボは、「trim mark」または「crop mark」または「corner mark」。

二重のコーナートンボは、内トンボ(断ちトンボ)が「trim mark」または「crop mark」、外トンボ(塗り足しトンボ)が「bleed mark」、内トンボと外トンボを合わせて、「corner mark」です。

折りトンボ」は「fold mark」といいます。

トンボ全部」をまとめて指したいときには、「printer’s mark」といいますが、これには「カラーバー(color bar/color control bar)」なども含まれていることに注意してください。

どれも普通は複数形(marks)で使われております。